ちょっとした小技。
ブラウザソフトでネットサーフィンなどをしている時には必ずと言っていいほど、「戻るボタン」を押すかと思います。
スマホでもPCでもタブレットでもブラウザソフトやアプリを立ち上げて、インターネットで何かしらのWeb記事を閲覧してブラウザバックするときには戻るボタンで前に開いていたページへバックします。
ただ、この「戻るボタン」を長押しすることでちょっとした小技を使うことができます。
〇戻るボタン長押しで好きなページに戻れる
結構普通なことかもしれませんが、ブラウザバックボタンいわゆる左向き矢印のボタンを長押しすることにより、「好きなページに戻る」ことができます。
ブラウザソフト上の「戻るボタン」に矢印カーソルを合わせて左クリックを長押ししてみてください。
すると、↓下の画像のようなプルダウンメニュー形式で今まで開いたページが表示されます。
上の画像ではGoogle Chromeで表示されたものですが、他ブラウザソフトでも同じことができます。
面白かったのが「Stack」というブラウザソフトでした。
「Stack」という表示がMacOSライクなブラウザソフトがあるのですが、このソフトでの戻るボタンを押した場合は表示しているページを覆うように紫色の枠が出現して、過去に開いたページ履歴が表示されます。
もちろんそのままドラッグするようにして戻りたいページにカーソルを合わせて右クリックすると、そのページに飛ぶようにして戻ることができます。
この機能だけでも、各ブラウザによって異なる表示をするのですね。面白い。
〇実はExcelとかのソフトでも使用可能
この戻るボタン長押しによる機能は、なにもブラウザソフトだけの機能ではありません。
他にもエクセル、ワードといったOfficeソフトや他の編集ソフトでも可能な機能です。
たとえば、画像編集ソフトなどで加工した結果がいまいちだなと思ったときにもこの機能が役立ちます。
「3つ前の加工した状態まで戻りたい」、という時には「戻るボタン」を長押しすることによって変更した部分の履歴を見ることができるのでこの機能でスパッとマウスカーソル操作だけで戻ることができます。
他にもエクセルの場合は以下のような画像表示になります。
ブラウザソフトではない場合、戻るボタンは「1つ前の操作に戻る」という扱いになるので上の画像のように戻る、進むのメニューボタンの横に「▼」のプルダウンメニューが表示されています。そこを左クリックすると各操作の履歴が表示されるので、戻りたい操作をクリックすることにより、その操作まで戻ることができます。
〇「戻るボタン」は以前の操作に戻るということ
「戻るボタンの長押し」ではブラウザソフト以外でも「戻るボタン」を使うことによってそれまでに行った以前の操作のいずれかに選択して操作を戻すことができます。
この機能はブラウザソフト含め「履歴された操作のいずれかに戻る」という動作をします。
つまりはソフト側に履歴されていない動作には戻ることができません。
たとえば、動画編集ソフトなどで上書き保存をして一度編集ソフト自体を閉じてしまってから「やり直したい」と思って戻るボタンを長押ししても、再びソフトを起動したときには以前の履歴が無いことになってしまうのでこの機能を使うことはできません。
あくまでも編集中のみに役立つ機能と言えるでしょう。
またブラウザソフトでのタブ表示の場合では、開いているタブに対する履歴が保持されているため「戻るボタン長押し」をした場合はそのタブで開いたページの履歴が表示されます。ほかのタブで表示したページの履歴は表示されませんので注意が必要です。
最後にひとつ、実はこの機能はAndroidスマートフォンでも可能です。
Androidスマートフォンをお持ちの方は「戻るボタン」いわゆる左向きの矢印のマークが画面下部に表示されていると思いますが、ブラウザアプリを開いている時にこの戻るボタンを長押しすると最近開いたWebページの履歴が表示されます。
この機能もPCでの戻るボタン長押しと同じ機能で、今までに開いたページのいずれかに戻ることができます。
Androidスマホはこの「戻るボタン」があって、さらに押しやすい位置にあるのが良いですよね。
iPhoneは戻るボタンというかブラウザバックボタンが上部のみにあるのが、小さい画面内で押すのに少し苦労するし面倒くさいです。
この辺の機能の搭載はPCに寄せたのかなぁなんて思っています。
それではまた別の記事で。
ばいなら。