缶コーヒーを1日4本くらい飲むと、カフェイン多量摂取により吐き気・身体の震えを伴いまもなく死にかけます。(筆者体験談)
Windows 11へ人柱になる勢いでアプデしてしまって、マルチモニター環境ではデスクトップ背景壁紙をモニターごとに別々の壁紙に変えられない仕様に苦しんでいる人に朗報です。
僕のPCもWindows 11環境なのですが、このたびデスクトップ背景壁紙をモニター画面ごとに変えられる方法を思いつきました。
「そういえばそうだったな」的な方法なのですが、「灯台下暗し」も良いとこで、
「Wallpaper Engine」
というソフトを使用すれば、Windows 11でも壁紙をモニターごとに変更できるということに気づきました。
というかなんでWindows10では標準機能で、モニター1枚1枚のデスクトップ背景壁紙を別々の壁紙に設定できたのに、Windows 11へアプデしたらそれができなくなってしまうのかはいささか不思議極まりないのですが、今回は見事に別々の壁紙に変えられる結果となったので、そのやり方について書いていこうかと思います。
〇Wallpaper Engineって何?
Wallpaper Engineというソフトは、PCのデスクトップの背景画面をまるでGIFのアニメーションみたく動いている壁紙にすることができるというソフトです。
主にPCでゲームをする人向けのソフトで、ビデオ映像ごとそのままデスクトップの背景画面として使うような感じといったところでしょうか。
「動く背景壁紙」なので、普通の静止画による背景壁紙とは違い、壁紙ごとに何らかのアニメーションの動きがプラスされているようなデスクトップ背景画面に設定することができます。
まぁ僕がいつもブログ記事に貼りまくっている「GIF画像」のようなものですね。
・「GIF画像」とは ↓以下説明引用
パラパラ漫画の要領で複数の静止画像を連結して簡易な動画とすることができる「アニメーションGIF」というユニークな拡張仕様があり、動画データの再生ソフトなどを組み込まなくてもWebブラウザなどで短時間の簡易な動画を表示できることから人気を博している。現在では「GIF」という用語をこのアニメーションGIFの意味で用いる例も増えている。
そしてこのソフトは、「Steam」というPCのゲームのダウンロード販売のプラットフォームからダウンロード・インストールすることができるゲームソフトです。
あくまでも「ゲーム」という種類のソフトウェアであるということです。
確か400円くらいで購入できる有料ソフトだった気がします。
「Walllpaper Engine」が有名になった先駆けで言うと↓このGIF画像でしょうか。
▲某初音ミクさんが画面内であっちゃこっちゃと出現しまくっておりますが、このようにPC画面の背景が動くような感じでデスクトップ画面を使うことができます。
ちなみになんですが、僕も↑このGIFアニメーションを見て「Wallpaper Engine」を購入・ダウンロードしたいと思いました。
僕がSteamで最初に購入したゲーム?ですね。
〇Windows 11でも動く壁紙チェンジャーアプリ
Windows 11といっても、Windows10のころと比べて動作対応しているソフトはさほど変わってはいません。
なのでWindows10の頃から使っているソフトウェアは大体動作するといってもいいともいます。
まぁその辺はWindows10からアプデしたとしてもそこまで心配しなくてもいいポイントかもしれませんね。
というわけで、さっそく本題のWindows 11の背景壁紙を変更していきたいと思います。
僕のこのブログで↓「Windows 11にアプデしたときの批判的な感想を書きなぐった記事
」が存在しているのですが、この記事でも触れていた、
デスクトップ壁紙がマルチモニター1枚ずつ別々の壁紙に設定できない問題
について、今回のWallpaper Engineで解決していきます!!
●Windows 11の標準設定では別々の壁紙が設定できない
マルチモニター環境使いの人にとっては「ふざけんなMicrosoft」と声高にして叫びたいところなのですが、
デスクトップ壁紙をモニター1枚ずつ別々の壁紙に設定することが、Windows 11の標準設定だとできないのです。
つまりどういうことかというと、↓次の画像で示す通りです。
Windows10でできていたこの設定が。。。
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Windows11ではこのありさま。
何が起きているって?
全部同じ壁紙にしか設定できないんですよ。
マルチモニター環境使いの人を舐めてんのかと言いたくなるほどの改悪仕様ですね。
つまりどういうことかというと、Windows 11ではデスクトップ壁紙を仮想デスクトップごとに切り替えられる仕様にアプデで変更されてしまったんですよね。
↑デスクトップ画面をタスクビューで切り替えている操作画面
「仮想デスクトップ機能」はWindows10のころからあった、仮想のデスクトップ画面を増やせるという機能なんですが、Windows11では「便利化もとい改悪」された形でリリースされてしまったんですよね。
↓以下の記事では、僕は何を言っているのかよくわからないですね。
ちなみに、仮想デスクトップ機能はCtrl+Win+「→」「←」キーで仮想デスクトップ1、仮想デスクトップ2、仮想デスクトップ3と画面の移動切り替え切りができるんですよねー。
でも同じ壁紙画像なんですよね。
※ちなみに↑のGIF画像は僕のデスクトップ画面3面すべてを録画したもので、6400×1080の解像度の画面範囲を16:9の画面範囲におさめてGIFにしています。
というわけでWallpaper Engineを使ってWindows 11環境下で、画面ごとに別々の壁紙を切り替えてやりますよ。
〇Wallpaper Engineで壁紙設定していく
まず、Windowsの検索窓に「Wallpaper Engine」と打ち込んでアプリを起動します。
すると下の画像のようにバックグラウンドでアプリは起動するので、
[隠れているインジケータを表示します]という「∧」みたいなマークをクリックして、
バックグラウンドで実行されているアプリのアイコン群を表示させます。
Wallpaper Engineのアイコンは⚙歯車みたいなマークのアプリアイコンなので、これを起動。
すると「ディスプレイ選択」という表示がされるので、ここで壁紙画像を切り替えたいモニターを選択していきます。
僕の場合は3画面でデスクトップ画面を使っているため、いろいろな作業をするメインモニターは真ん中のもの、両端左右にモニターをもう2枚並べて、左のモニターは2560×1080のワイドモニターのものを使用しています。
もうこの時点で、今回の記事の目的であるWindows11の標準機能で行えなかった「画面1枚1枚ごとに別々の壁紙画像に切り替える」という操作ができるようになっています。
あとは好きな画像を画面ごとに設定していけばいいだけです。
上の画像のように、[ワークショップ]という画面上部にあるタブをクリックすると、オンライン上で別のWallpaper Engineユーザーが作って配信しているライブ壁紙の中から、好きなライブ壁紙を自分の手元にインストールすることができます。
ただ、いかんせんWallpaper Engineは「ゲーム」なのでアニメ調のデザインの壁紙が多く存在しています。
そういったものがアニメやゲームなどが好きな人ならいいのですが、例えば風景写真などを壁紙として使いたい人は画面左上部にある検索窓から検索したいキーワードを打ち込んで検索する必要があります。
上のGIFでは小さくて文字がつぶれていますが、[nature]というキーワードで検索して、2枚目のGIF画像はその検索結果の表示画面です。
特定のキーワード(英語での検索がおすすめ)で検索することにより、そのキーワードに合ったジャンルの壁紙を検索していくことができます。
とりあえず僕は今のデスクトップ背景の状態では下画像のとおりです。
↑相変わらず横長の画像で申し訳ないのですが、真ん中のメイン作業モニターと右のサブモニターをWallpaper Engineで壁紙変更していて、左のワイドモニターはもとからのWindows 11で設定してある壁紙のままにしています。
まぁどうせなら左モニターも変更してもいいのですが、僕はこの自分で作ったワイドモニター用の壁紙が気に入っているので変更をしないつもりですね。
ちなみに真ん中のモニターは動画を壁紙にしているような感じですね。
こういったように、動くアニメーションなどのライブ壁紙をデスクトップ背景にすることができるのがWallpaper Engineの魅力です。
上で動いている人物は、fromis_9というグループのイ・ナギョンちゃんが10cmというアーティストの「phonecert」という曲をカバーしている動画がライブ壁紙にされたものですね。
↓本家の動画はこちらです(そのままの動画がライブ壁紙にされています)
fromise_9のライブ壁紙もWallpaper Engineのワークショップ内では色々な種類を見つけたりすることができるのですが、
とりあえず今回は、こうやってブログ内で紹介できるように比較的ビデオ容量が小さいものを選択してみました。
このナギョンちゃんが歌っているライブ壁紙のサイズは28MBです。
これが4K解像度のものやビデオのフレーム率が高いライブ壁紙を選んでしまうと、その分だけWallpaper Engineがバックグラウンドで実行され続けるため、低スぺックPCではRAMに負荷がかかってしまいます。
4Kのライブ壁紙を使用したい場合は、RAM容量が大きいものやグラフィックカードが上位のモデルが搭載されているPCで設定すべきです。
例えば薄型のノートPCとかで高解像度のライブ壁紙を設定しようとすると、デスクトップ画面はうまく再生されずカクついた映像になってしまうでしょう。
逆に静止画に軽いエフェクトアニメーションを施したようなライブ壁紙も存在するため、そういったものを設定するのもアリかもしれません。
↑こういったライブ壁紙のほうがRAM負荷も少ないです。
まぁ映像に動きが少ないので若干つまらないかなぁと思うかもしれませんけども。
↓こちらはfromis_9の「DM」という曲のミュージックビデオがライブ壁紙となっているものを画面録画したものです。
やっぱりデスクトップ背景壁紙が動いているほうが良いですよね。
〇Windowsの標準機能がダメなら壁紙チェンジャーアプリを使え
とりあえず、当初の目的である
「Windows11の環境下のモニターごとに別々の壁紙を設定する」
というのを設定することができました。
Windows11の標準機能ではモニターごとに壁紙を別々に設定することができないので、強引な方法ですがWallpaper Engineを使うことによって、別々の壁紙に設定することができるようになります。
ちなみに今回は触れてはいないのですが、Wallpaper Engineではほかにも自分でオリジナルのライブ壁紙を制作したり、スクリーンセーバーにもライブ壁紙を設定したりといった機能も備わっているので、気が向いたらそっちのほうの内容もブログで書くかもしれません。
とりあえず僕は今回は、Windows11の素晴らしき改悪である「仮想デスクトップごとに壁紙を切り替えられる」という悪しき機能から脱するために、Wallpaper Engineを使ってこのような手法を取りました。
もしかしたら別の解決策もあるのかもしれませんが、僕の玉ねぎよりも小さいような脳ミソではこれくらいの方法しか思いつきませんでした。
これ以外の方法で、Windows11でマルチモニター環境でモニターごとに別々の壁紙を設定する方法を知っている人がいればぜひコメントなどで教えてほしいです。
↓アンケートツールみたいなのを試しに導入してみたので、テストアンケートです。
回答結果はブログ筆者の僕自身が今後のブログ制作の参考にするかもしれないのでテキトーに回答してもらえると助かります。(全2問のアンケートなので回答するのに18秒もかからないと思います。)
それでは今回はこんな感じで終わります。
また別の方法が思いついたら別記事で書くかも。
また次回で。
バイナラ。