最近、季節の変わり目で脱水症状によりクタばっていましたが、↓経口補水液のOS-1を飲んだら復活しました。
皆さんも季節の変わり目の体調不良には気を付けましょう。
近頃は新社会人の人も増えてきたと思いますが、PCの扱い方を「よくわからない」ということを自負している新入社員の人(またはおじ様おば様方)も多いのではないでしょうか。
「パソコンよりもスマホのほうが使う機会が多いぜ」
「パソコンなんかよりもスマホがあればたいていのことできるよね」
「そもそもパソコンなんぞ自分の家には無い」
そんなことをおっしゃるスマホ大好き、映画やドラマはiPad派でパソコンのパの字も知らないような(本ブログタイトル回収)平成9年~11年生まれの自称PC苦手新入社員の人たちへ向けて、今回の記事を書いていこうかと思います。
〇ドラッグ&ドロップっていう操作知ってる?
誰でも知っているであろう、マウスカーソルでファイルをクリックしたまま引っ張って移動させる「ドラッグ&ドロップ」という操作。
↓マウスカーソルの詳しくは過去記事のこちら
ドラッグ&ドロップ 【drag and drop】 ドラッグアンドドロップ
ドラッグ&ドロップとは、コンピュータの操作法の一つで、対象を指定してマウスなどのボタンを押し、押したまま画面上を移動して、希望の位置でボタンを離す操作のこと。対象の移動や複製などを指示するために行う。
このドラッグ&ドロップという操作は、実際にはパソコン上ではどういった機能で動いているかという点については気になったことがありませんか?
ファイルの移動(切り取り貼り付け)?それともファイルのコピー?
いったいどういった操作がされているのでしょうか?
ドラッグ&ドロップという言葉や操作を知っていたとしても、実際にファイルがどのようにして動いているのかについて、詳しく知っている人というのはあまり多くは無いのではないでしょうか。
なんと無しに普段からやっている操作でも、細かく見てみると意外と新たな発見があったりするのです。
●通常のドラッグ&ドロップの操作は『ファイルの移動』になる
ドラッグ&ドロップという操作自体は、誰もが一度はPCを使ううえでやったことのある操作だと思います。
実は、これはパソコン上だとファイルの切り取り、貼り付けと同じ動作をしているのです。
たとえば今選択している状態のファイルをクリックしたまま、別のフォルダなどにドラッグして移動して持って行った場合、この動作はファイルの『切り取り、貼り付け』という動作になります。
つまり、通常操作でドラッグ&ドロップをした場合はカット&ペーストとして機能するということです。
ここら辺について、詳しく知っている人というのはあまり多くは無いような気がします。
「ドラッグ&ドロップ」という操作は、基本的にパソコン操作を誰かから教わるときにたいていの人が最初に教わる操作の1つであると思われます。
しかし、その本質というかどういった機能であるかについてなんてあまり考える瞬間というのは無いのかもしれません。
「ファイルのドラッグ&ドロップ」操作とは「ファイルの切り取り、貼り付け」をしていると覚えましょう。
●「Ctrlキー」を押しながらドラッグ&ドロップ時には『ファイルのコピー、貼り付け』
こちらのCtrlキーとの組み合わせ操作で、機能が切り替わることについて知っている人はなかなか少ないかと思います。
キーボードのCtrlキーを押しながらファイルのドラッグ&ドロップという操作を行った場合、その操作はファイルのコピー、貼り付けという操作になるのです。
ちなみにファンクションキーの「F3」キーを押した場合も同様に「ファイルのコピー」に切り替わります。
こっちの操作の場合、Ctrlキーという1つアクセントを加えたドラッグ&ドロップ操作でファイルの移動操作が変更できるということなんですよね。
たいていの人は、パソコン操作を覚えていく順番として通常コピー&ペーストというファイル移動の操作を知ったあとに、マウスを使ったファイルのドラッグ&ドロップという操作について知っていくのかと思いますが、
先入観と言いますか、ファイルのドラッグ&ドロップという操作が「ファイルのコピー&ペーストの機能操作である」と思い込んでいる人も少なからずいるかもしれませんね。
Ctrlキーを押した状態でドラッグ&ドロップの操作をした場合は、その操作はファイルのコピー&ペーストの操作になります。
ファイルのコピー&ペーストをドラッグ&ドロップ操作でやりたい場合は、キーボードのCtrlキーを押しながらドラッグ&ドロップ操作をしてみましょう。
対象のファイルがコピーされて貼り付けがされるはずです。
●Altキーを押しながらドラッグ&ドロップは『ショートカットリンク作成』
キーボードの「Altキー」をドラッグ&ドロップの操作時に押してみようなんて発想は通常PCを使っている場面ではない操作だと思います。
実際に僕もそんなドラッグ&ドロップ操作をPC操作するうえで通常やることは無くて、今回の記事作成中に発見して気づいた操作方法でした。
この方法は、ドラッグ&ドロップでマウスカーソルでつかんでいるファイルのショートカットリンクを作成するといった感じの操作になります。
↓僕の場合はデスクトップ画面に基本的にアイコンも何も表示はしていないのですが、
たとえばデスクトップ画面にいろいろなアプリのショートカットリンクをを表示して配置している人にとっては使える技なのではないでしょうか。
そのため、デスクトップ画面に自分が使っている「作業ファイルなどのショートカットリンクなどを作成したい」という場合には、
ドラッグ&ドロップでデスクトップへ対象ファイルなどを移動させる際に、キーボードから「Altキー」を押しながら操作をすることによって、対象ファイルのショートカットリンクを自動的に作成するドラッグ&ドロップの操作をすることができます。
デスクトップ画面にショートカットリンクを作成しておけば、よく使う作業ファイルなどへすぐにアクセスすることができるようになるので、もし何かしらドラッグ&ドロップでファイルなどを作成したいときにはAltキーを押しながらのドラッグ&ドロップの操作をしてみるといいでしょう。
上の画像は、左が元の画像ファイルのプロパティ情報であり、右がその画像ファイルのショートカットリンクのプロパティ情報です。
こうやってみると、ショートカットリンクというファイルはショートカットリンク元のファイルよりも小さめのサイズとしてファイル作成されるのです。
これがもし、ファイルコピーをした場合ではコピー元ファイルと同じ内容のファイル情報が丸ごとコピーされて作成されることになるので、ファイルサイズも同じものが作成されるということになるのです。
ファイルサイズが同じものが作成されてしまえば、PCのストレージを圧迫(画像ファイルなどはそこまで巨大なファイルではありませんが)してしまう可能性もあります。
これがもし、動画編集ソフトなどの編集ファイルを前述のCtrlキー+ドラッグ&ドロップの作業でコピーした場合は、そのファイル分のサイズがコピーされるということになります。
しかし、ショートカットリンクを作成した場合は対象ファイルよりも少し小さめのリンクが作成されるということになります。
PCでデスクトップ画面または別のフォルダへ、目的ファイルへの別アクセス経路を作りたい場合は、ファイルと同じものをそのままコピー&貼り付けする操作ではなく、
「Altキー」+ドラッグ&ドロップ操作で『ショートカットリンクを作成』したほうが良いかもしれません。
すくなくともファイルコピーよりもPCのストレージを圧迫することはありません。
〇ドラッグ&ドロップ操作時、「Esc」キーまたはマウス右クリックでキャンセル可能
まぁほとんどないことだと思いますが、もしも「間違ってドラッグ&ドロップの操作」をしてしまいそうなときには↓次の方法を使いましょう。
「ドラッグ&ドロップ時にキーボードからEscキーを押す」
「あるいはそのまま操作の途中でマウスの右クリックをする」
これらの操作を使えば、もし間違えてドラッグ&ドロップ操作してしまったときにも、PC側では操作がキャンセルされます。
パニクって間違って移動された(あるいはコピーされた、ショートカットリンクが作成された)ファイルなどを後になってわちゃわちゃと削除しようとするよりも、
いったん立ち止まって「キーボードからEscキーを押す、あるいはマウスの右クリックをする」
という操作をすることで間違えたドラッグ&ドロップ操作をキャンセルすることが可能です。
このように、上記してきたようなキーボードからの修飾キーを押すことによって、ドラッグ&ドロップの操作の機能を変更するといったことができるようになるのです。
ちなみに修飾キーといえば、
「Shiftキーはどうなんだよ」
とおっしゃる「Shiftキーしか勝たん」みたいなShiftキー愛好家の皆さんに説明しますが、
ドラッグ&ドロップ操作時にShiftキーをいくら押したとしても操作機能が変更することは何もありません。
いくらShiftキーを押したところで何も起こりません。
Shiftキー愛好家の人はこの結果を聞いて怒るかもしれませんが、、、
〇ドラッグ&ドロップの操作機能に少し変化を加える
今回紹介した方法では、皆さんがよく使うであろうドラッグ&ドロップ操作で隠し技というかほとんどの人が知らないような手法について書いていきました。
もしかしたら今回のこの記事で紹介した方法について、
「そんな方法なんてもともと知っていたよ」
と仰る、PC情強を勝ち誇る人もいるかもしれませんが、どちらにしろこの機能についてはWindows PCを使う人にとっても認知度が少ないような機能なので、PC初心者の人がPC情強さんたちと肩を並べられるようにと思って、今回記事ネタとして書いていった次第です。
これからPCについて操作を学んでいくような人にとっては有益なPCテクニック情報だと思うので、仕事でもがレポート作成で苦手PCを使わなければいけないような学生さんでも有効的にに使ってみてほしいテクニックだったりします。
それでは今回はこんな感じで終わります。
また次回で。
バイナラ。