101回目 パソコンが使えない人の特徴 #3
久々のこのシリーズ。
「パソコンを使うのが苦手な人」は職場に少なからずいますよね。
僕が今まで出会った人の中で「パソコンを使うのが苦手に人」のほとんどは、
「この操作をしてしまうとパソコン内部で何かが壊れてしまうのではないか?」
「この操作を本当にしてしまっても良いのか?」
と、なにやらパソコンの操作に対して不安がっている人が多くいました。
そのため、自分が行う操作に対して「不安」を拭えないので、
『パソコンを使うこと自体が嫌になってしまう』というネガティブイメージを
パソコン操作に対してつけてしまうということです。
とりあえず最近あった例を紹介していきたいと思います。
◎Windowsのアップデート「更新ファイルのダウンロード」操作を「インストール」のことだと思っている
これ、びっくりしましたよ。
インターネット上には、無数のファイルやソフトのファイルがありますよね。
たとえば
「Windowsの更新プログラムを、インターネット上からダウンロードをしてからインストールする」
という場面で、「ダウンロードだけをすればWindowsのインストールは完了する」と思っている人がいてびっくりしました。
いわゆる「インストール」という操作について、それがどういったものであるのか、パソコンに対してどういった操作であるのか、について「全くの無知だった」ということです。
Windowsの更新操作は、
①まずインターネットから更新用プログラムをダウンロードする(基本的にはWindows側が勝手にダウンロード操作をしてくれる)
②更新プログラムのダウンロード後は、今度はインストール操作をする
と言った感じで、パソコン内部にそのソフトを「インストール」しなければ、更新操作は完了するわけではありません。
たしかに、基本的には学校や職場のPCには不必要なファイルのダウンロードすることはNGなので、
PCに「ファイルダウンロード操作をする」ということはなかなか経験しない操作なのかもしれないですが。。。
いや、待て。パソコンを使う前に「スマホにアプリをダウンロード」したことくらいは経験あるでしょ。
それなのに、スマホと違ってパソコンが「複雑なもの」だと思っているのか、
同じダウンロードの操作でも混乱してしまうというらしいです。
パソコンってそんなに難しいものでしょうかね?
◎そもそも「ダウンロード」したファイルの場所がわからない
「パソコンでインターネットからファイルをダウンロードしたのに、そのダウンロードしたファイルがどこにあるのかわからない。」
なんていう人は割と多いです。
スマートフォンの場合でも、SNSやWebページからダウンロードした画像ファイルなどが、スマートフォンのどこに保存されているかを知っている人は少ないんですよね。
それと同じで、使っているデバイスがスマホからパソコンに変わってしまうと、自称「パソコン苦手」を自負している人間にとっては「ダウンロードしたファイルがどこにあるのか」を理解していないんですよね。
せっかく「インターネット上から必要なファイルをダウンロードした」というのにもかかわらず、そのファイルがどこに保存されているのかわからないとなってしまうと元も子もないです
こういった人は職場でのPC操作において、経営部からの指示がまとめられているPDFファイルなんかをダウンロードしたは良いものの、結局そのファイルを見つけられないなんていうことになっているんですよね。
そして決まり文句を繰り出すのです。
「ファイルを保存したんだけど、どこに保存したかわからない」
...それを言われた側の人は、「なぜそうなってしまったかがわからない」と思う...。
●ダウンロードしたファイルでデスクトップ画面が埋め尽くされる
ファイルをダウンロードには成功したものの、今度はデスクトップ画面内にファイルを保存してしまう人もいます。
おそらくデフォルトのファイルダウンロード保存先がデスクトップ画面なんかになっているため、そのまま保存してしまうという感じなんでしょうね。
あるいは、やはり「自分がすぐに見つけられるようにすぐに分かる場所においておきたい」と思っているのかもしれません。
↓そういった人のダウンロードファイルがわからなくなる流れとしては、こういったものであると僕は思います。
①必要なファイルをインターネット上からダウンロードする。
②「すぐに見つけられやすいように」デスクトップ画面に保存すればいいよね!
③他のファイルとごちゃごちゃになって、結局どこにファイルが有るのかわからない。
まぁ対処法として、Windowsであればスタートメニューを開いて[ファイル名で検索をかける]をすれば、目的のファイルを見つけることができると思います。
↑キーボードから、[Win] +[Q]のキーを同時押しして、スタートメニューから検索できる「検索窓」の機能を使っていきます。
職場においてある殆どのPCはWindows OSのパソコンを使っていると思うので、↑で説明したショートカット機能が使えます。
これによって「ダウンロードしたファイル名を指定して検索」をかけてあげれば、検索の結果に目的のものが見つけることができます。
が、
残念ながら、「ダウンロードしたファイルの名前がわからないという」とおっしゃる、どうようもない人も中に入ると思います。
そういった人は、まずダウンロードしたファイル名をキーボード入力Ctrl + Cなどでコピーして、↑先程あげた検索窓に検索キーワードとして貼り付けて検索をかけてみてください、
そうすることにより、ダウンロードしたファイルをすぐに見つけ出すことができるでしょう。
◎パソコンはなるべく自分で使いやすいようにカスタマイズする
パソコンやら機械やらの操作が苦手ということを自負している人に僕が言いたいことは、
「パソコン操作が苦手なら、自分が使いやすいようにカスタマイズすればいいじゃない」
ってことなんですよね。
なんでもかんでもパソコンや機械操作がわかる人にやってもらえれば良いと思っているのでしょうが、
そういった行為は、
「家に害虫が出たからわざわざ警察に電話をかけて助けに来てもらう」
といったことに等しいですよ。
だったらパソコン操作ができるように、自分なりの対策をとってくださいというお話。
ここ最近僕がムカついたことは、Zoomでオンライン会議に参加するための操作が自分1人ではできないから、
「Zoomアプリが入ったタブレットもしくはノートPCをしばらく貸してほしい」
と僕に言ってきた職場の人間がいたことですね。
なんというか、、
ここ最近はやっぱりオンライン会議などをどの会社でも行うことが増えてきたと思うのですが、、、
「自分でやれ」
と一蹴しておきましたね。
で、それを言われた「パソコン使えない」を自負している職場の人は、
「その言い方はいくらなんでも冷たいんじゃないの!?」
「ブログ筆者くんは、パソコン操作詳しいんだから少しくらい手を貸してよ!!」
とかメッセージアプリで返信送ってくる始末。。
コロナ禍でオンライン作業が増えてきたことにより、それまではなんとなくでパソコン作業を他人に任せて、「自分は何も学ばなかった人間たち」というものがあぶり出されてきてしまいましたね。
こういった人たちはどうして他力本願で他人に全任せするのでしょうか?
中古タブレットのデバイスでも買ってオンライン会議に参加しておけ、と思います。
せめて自分なりに何かしら使いやすいようにセッティングをするなりをして欲しい...
↓過去の同シリーズの関連記事
それでは今回はこんな感じで終わります。
また次回で。
ばいなら。