叩いてもビスケットどころかCookieはでてきません。
記事に書いてある内容が自分にとっての有用な情報であれば、もう一度読み直す機会があるかもしれません。
あるいは、早朝にペーパーニュースや新しく更新されたニュースサイトの記事内容を時間があるときにもう一度じっくり読んでいきたい、もしくは※「とっぴしておきたい」などと思うときがあるでしょう。
※「とっぴする」とは「確保」「キープ」や「取った」などの意味合いで使われる、小学校低学年がたまに使うかもしれない言葉です。僕の周りでは高校の頃に同級生のH君が使っていました。
そういったときに、役立つのがPocketというサービスです。
これは「自分が気に入ったWebページを保存できるサービス」です。まるで子供がポケットの中にを好きなものや拾ったものをしまい込むのに見立てて、簡単な操作で自分が好きなWebページを自分の「お気に入りリスト」などに保存することができます。
まずはその使い方から見ていきましょう。
〇「お気に入り」とは別の、Webページをとっぴする機能
Pocketのサービスを使うことにより、好きなWebページを保存することができます。
↑のGIF画像での操作画面ではGoogle Chromeの拡張機能からWebページ保存動作を実行しました。
↓それではこの保存されたWebページというものはどういった感じで保存されているのか見てみましょう。
このように簡単にWebページの保存操作ができて、すぐにまたその記事を読み返すことができたりします。
「これ、ブラウザのブックマーク機能とどう違うん?」と思うかもしれません。
ブラウザのブックマーク(お気に入り)は自分の好きなWebページのサイトをリンク登録保存するという操作になります。対してPocketのサービスではそのページだけを保存するということになります。例えば新聞紙で言えば、そのある一部分の記事だけを切り取っておくという感じですかね。
通勤時に「ちょっと気になったWeb記事を保存して後で読む」といった場面に便利に使うことができるサービスです。
▼ちなみに、スマートフォンでの操作は以下の感じです。
操作が一瞬で終わっていますが、手順としては 保存したい好きなページ上で[共有]アイコンをタップして、[Pocket]を選択するだけです。(上記の操作ではアプリ「スマートニュース」を使用してPocketに共有しています。)
スマホのほうが通勤時でも持ち歩いていることが多いでしょう、そのためPocketのサービスもスマホで使用する場面が多いかもしれません。
〇アーカイブに保存する
まず、「アーカイブ保存とは何ぞや」と思う人がいるかもしれないので説明します。
「アーカイブ」とは英語の『Archive』に由来する言葉です。『保存記録・保管所』の意味を持ち、主にIT用語として用いられます。例えば、インターネット上のマイ博物館にWebページを保管しておくといったイメージならわかりやすいでしょうか。
類語で言えば『ウェブ魚拓』という言葉がありますが、こちらは用途が違い「ツイッターなどでおバカ発言をした個人のつぶやき画像などの証拠を残すため」に用いられる方法ですね。
つまりネット上では軽はずみな発言をして周りからバッシングを受けてしまい、後でその発言自体を消去しようとしても、ほかの人に「魚拓をとる」行為をされてしまえば証拠が残ってしまうということになりますね。
身近なところで言えば、「LINEのトーク画面で誤送信されてきた内容をトーク受信者にスクリーンショットされてしまう」ことですかね。。。
後で別の人との話のネタに晒されてこっぱずかしい経験をすることがあるかもしれません。僕も多少そんな経験があります。
話を戻して、アーカイブ保存ですが「情報の貯蔵・保管」といった感じですね。
某プレイステーションのゲームでも、過去に発売された何年も前の人気ゲームソフトがデジタル版アーカイブスとなって配信されている場合があります。(例: PS1の頃のゲームソフトがPS3やPS4でもオンラインでダウンロードして遊べるといった感じ)
こんな感じでアーカイブというサービスがIT界隈で使われていたりします。
そして、Pocketにおけるアーカイブとは「読み終えた記事の保存」という使われ方をします。
読み終えた本の蔵書保存と同じ感じでしょうね。
別にアーカイブとしては保存することは強制されませんが、再度読み直しをしたい記事やこれは本当にファイリングするようにして保存しておきたいと思った記事は、[My List]の表示上から[Archive]を選択することによって、そのWebページは[アーカイブ]のリストに送信され保存されます。
アーカイブに保存されたWebページを閲覧したいときにはインターネットに接続時のみに閲覧をすることができます。
〇タグ付けすれば後に検索したい場面に使える
PocketではWebページにタグを割り付けることができます。
ここにまずここの入力欄にタグを自由に追加していくことができます。
そして[Save]というボタンを押すことにより、入力して追加されたタグはそのWebページに対して追加されのちにタグ検索するときにそのタグを指定することによって保存されているWebページ群から検索することができます。
この方法でたくさん保存したWebページからタグ検索して目的のWebページを見つけ出すことができます。
過去に保存したWebページを素早く見つけ出したいときとかには便利な設定ですね、まぁ大体のこういったサービスにはある機能なんですけども。
〇ワンアクション操作でとっぴできる便利ツール
「今見ているWebページをあとで何かの参考として使いたいな」、「また時間があるときにこの記事を読みたいな」
そんなニーズに応えてくれるのがPocketというサービスになります。
僕は「Feedly」というサービスを使ってニュース記事を見て、情報収集をしているのですが、気に入った記事を再度読み直したいなぁ、この情報ネタを何かに使いたいなぁと思ったときに、このPocketを使ってWebページの保存をしています。
他にも、なにかしらの商品レビューや紹介記事などで「この商品自分も欲しい」と思った商品紹介記事もこのPocketを使って紹介しているWebページを保存しています。そうしたほうが出先でもすぐにその商品の詳細やをまた確認することができるので、結構良いですよ。
僕も5年前くらいからこのサービスを使ってきていますが、さして不満なことは無くむしろ便利なサービスだなぁと思っています。
最近はまさに情報社会になっているため、みなさんが1日に目する情報量は5~10年前と比べ、多大に増えているでしょう。
「とりあえず保存」「また後で読もう」「とっぴしよ」そんな感じで気軽に情報を保存できるサービスです。
通勤時に暇でニュースサイトを見ているときに見つけた記事を保存して後で読むときにとても便利でしょう。これからPocketを使い始めてみるのもいかがでしょうか。
それでは今回はこんな感じで終わります。
また次回で。
ばいなら。