57回目 サムスンポータブルSSD「T5」がデータ移動の最適解
最近のマイブームは、「PCモニターの背景壁紙に使えそうな風景写真」を撮ることです。
前から普通にこのSSDを使っていたのですが、ブログでこれについて書くのを忘れていました。
〇SAMSUNG ポータブルSSD 「T5」 500GBモデル
サムスンから出ているポータブルSSDの500GBモデルです。
たぶんポータブルSSDの中ではけっこう有名な商品なんじゃないかな?
1テラバイトモデルは僕には値段的に高かったので、今回はその半分の500GBモデルで我慢しました。
購入したのは2年前なんですけどね。
一応過去ガジェット蔵出しということで。
当時買ったときは8,700円くらいの価格で購入しました。
ちなみにSSDとは何ですか?という人のためには、僕が過去の記事でSSDについて少しだけ話しているのでそちらの記事を参照してもらえたら良いかと思います。
〇名刺カードサイズの小型ポータブルSSD
縦5.2㎝ × 横4.7㎝のとても小さなサイズです、文具などのメモ帳などよりも小さいと思います。
重さは49グラムということでした。
一応Amazonの商品の詳細情報の記載では、以下のようなサイズの重さになっているので、重さがちょっとだけ違いますね。
まぁ僕の持っているはかりのほうが少しくるってるのかもしれませんが。
〇データ転送テスト
それでは実際にデータ転送のテストをしてみます。
Type C to Cの3.1 Gen 2ケーブルでthunderbolt 3対応Cポートに接続してテストを行います。
▲CrystalDiskMarkでデータ転送テストをしてみました。
架空のファイルをデータ転送するためのフリーソフトなのですが、これはファイル伝送テストを行う老舗的なソフトなのでこういったテストを行う際にはおすすめです。
32GBの架空のファイルを転送してみると、ファイル読み出しが最大550MB/sのスピードが出ています。
そして、ファイル書き込みが最大499MB/sのスピードが出ていることがわかります。
読み込み書き込みの速度の平均は524MB/sということになります、だいたい500近い速度なのでまぁ速いほうなのだと思います。
☝Amazonの商品紹介ページにも最大540MB/sの伝送速度が理論値として紹介されているので、僕のこのテストではそれなりに良い速度が出せたと思います。
▼一応ファイルサイズを少し変更してファイル伝送テストをしてみたのですが、1GBの架空ファイルでは以下のような結果でした。
こちらも最大読み込み558MB/s、書き込み496MB/sのスピードが出ているのであまり変わらない結果となりましたね。
実際体感としてもUSBメモリや外付けHDDをUSB3.0接続したときの伝送速度より短い時間だと思います。
ということで次は架空の100GBのファイルを作り、ファイルをコピーして伝送テストを行います。
〇コマンドラインから架空のファイル100GBを作る
いつものようにWindowsマークキー + Rキーの同時押しから「ファイル名を指定して実行」を開きます。
そして「cmd」と打ち込みコマンドプロンプトを起動させます。
そこに以下↓のようなコマンドを打ちこむことで、100GBの容量のファイルを瞬時に作り出すことができます。
fsutil file createNew testfile 107374182400
ちなみにこの記述の後ろの数字列はファイルサイズを意味しており、107374182400というのは、
100×1024×1024×1024=107,374,182,400 バイト
という意味でファイルサイズを指定して架空のファイルを作成するということになります。
そして作られたこの架空ファイルを実際に「T5」SSDにコピーしてファイル書き込みをしてみます。
このファイルコピーでもType C to Cの3.1 Gen 2ケーブルでthunderbolt(ryで接続を行っています。
パソコンの表示ではファイル伝送5%時点で残り時間が5分30秒となっています。
実際にどれくらいの時間がかかるのか気になったので、手元のスマホのタイマーで時間計測をしてみました。
100GBのファイル伝送テストが完了した時点では、5分22秒かかりました。
予定の5分30秒よりもかかる時間自体は少しだけ短く終わったみたいです。
もちろん、SSD内部には架空の100GBのファイルがちゃんとコピーされファイル書き込みされています。
伝送テストをしたあとは、たいして使うファイルでもないので普通にファイル消去してしまいましょう。
消去しておかないとただ単にディスクを圧迫するだけの巨大サイズのゴミファイルとなってしまうので、早めに消去をしておいたほうが良いです。
〇ポータブルSSDの使い道
僕は今回は500GBモデルを購入したのですが、実際購入するときはもっと容量が多いほうが良いと思います。
このポータブルSSDは主にPS4などにつないで外付けSSDとして接続しゲームの起動・ロード時間を短縮する使い方のほか、パソコンのファイルデータの移動やバックアップにも使えます。
また動画編集や写真編集などの機会が多いいわゆるクリエイター業の人にとっても、このポータブルSSDを購入するメリットはあります。
それは動画ファイルや無圧縮の高画質の写真などは結構ファイル容量が大きなサイズなので、それらファイルはすぐにビデオカメラやデジタルカメラのSDカード容量を圧迫してしまいます。
そのためポータブルSSDにそういった撮影したデータを移しておくことにより、動画がや画像編集を後でする際にも、ファイルの読出しに時間がかからずPCなどですぐに編集をすることが可能になります。
そう考えると500GBだと結構物足りないかもしれませんね。
僕の使い方は主に動画ファイルやスマホアプリで高画質に加工した写真などを、タブレット端末やスマホやPCへデータ移動をするときに使っています。
やはりそういった場面でデータ移動が速いので、ポータブルSSDの機能の恩恵を受けています。
↑SanDiskのポータブルSSDのほうも後で紹介していきたいと思います。
それでは今回はこんな感じで終わります。
また次回で。
バイナラ。